思うように動けず、自己嫌悪に陥るときの心の持ち方
「思うように動けなくて自己嫌悪に陥ってしまう」というお気持ち、とてもよくわかります。私たちは時に、自分の思い描く行動ができないことに対して、無力感や焦燥感を覚え、それが自己否定につながってしまうことがあります。しかし、そのような時こそ、心身を労わり、柔らかな視点で自分自身と向き合うことが大切です。
特に、うつ病や適応障害などで休職中の方が、リハビリの過程で「動けない」と感じることは決して珍しくありません。それによって「自分はだめだ」と感じてしまうことがあっても、それはごく自然な反応です。ですが、過剰に考え込むことで、かえって心の状態が悪化してしまうこともあるのです。
動けないことの背景にはさまざまな要因があります

たとえば、うつ病や気分変調症といった状態では、心のエネルギーが著しく低下し、物理的に「動けない」という感覚に襲われます。また、統合失調症の陰性症状によっても、行動が抑制されることがあります。
さらに、前日に無理をして動きすぎたことで、翌日に強い疲労感が出るというケースや、目標が高すぎるがゆえに自分を追い詰めてしまうということもあります。
動けない日があるのは自然なことです
ここで大切なのは、「動けない日があってもいい」と割り切ることです。自己嫌悪に陥って思考がぐるぐると巡ってしまうと、心も身体もさらに消耗し、回復の妨げになってしまいます。動けない日は、それだけ心や身体が「休みたい」とサインを出している日なのです。そのサインを無視せず、しっかりと休むことは、実は回復にとって非常に意味のある行動なのです。
「どうしたらよいか」への答え
ご質問に対する答えとしては、「動けないときはしっかり休むこと」が第一に挙げられます。ここで言う「休む」とは、単に身体を横たえるだけでなく、心も静かに休ませることを意味します。
もし休職中であれば、無理にリハビリを進めようとせず、休養を優先することも選択肢の一つです。調子が回復してきた時には、また自然と「何かしてみようかな」という気持ちが芽生えてくるものです。
慢性的に動けない場合には

一方で、「もう2ヶ月以上ほとんど動けていない」というような、慢性的な動けなさが続く場合には、少しずつでも現実的な目標を設定して、動き始めることが必要になることもあります。
このときのポイントは、「目標を下げる」ことです。以前と同じレベルを目指すのではなく、「今日は5分間だけベランダに出てみる」など、無理のない範囲から始めて、達成できたことを丁寧に積み重ねていきましょう。そして次の日に疲れが出た場合には、しっかり休んで、回復したら再び少しずつ再開する。この繰り返しこそが、心身のリズムを整える助けになります。
まとめ
あなたのペースで、ゆっくりでも確実に歩んでいけるよう応援しています。動けない日も、あなたにとって必要な時間です。どうかご自身を責めず、いたわってあげてくださいね🍵