うつ病7つの初期症状

こんにちは、生活に役立つメンタルヘルスチャンネルです。

痛みや吐き気などの不快な感覚は、体に異常があることを知らせるための重要な警告信号です。こうした不調から早く解放されるために病院へ行き、病気を発見することができます。しかし、がんの場合、内臓の中で少しずつ成長するため、この警告システムが働きにくく、発見が遅れることがあります。これが、がん検診が重要視されている理由です。

では、うつ病の場合はどうでしょうか。体の変化とは異なり、心の変化を自覚することは非常に難しいものです。また、痛みや吐き気のような身体的な異常を知らせるサインも存在しません。うつ病の診断において重要な症状は、気分の落ち込みや、興味や関心を失うことですが、これにすぐ気づける人は少ないです。「ただの怠けかな」や「疲れているだけかも」と考え、見過ごしてしまうことが多いでしょう。異常だと感じても、「いつか治るだろう」とか「病院に行く時間がない」と言い訳を作ってしまい、結局うつ病のサインを見逃してしまうことが多いのです。そのため、発症してすぐに病院を受診する人は珍しく、多くは症状が悪化してから、数ヶ月から数年後に病院を訪れることになります。もし早い段階でうつ病に気づき、休養や治療を行っていれば、深刻な苦しみを回避できたかもしれません。

こうした背景から、2015年には職場で年に1回、ストレスチェックを行い、自分の心の状態を確認する制度が導入されました。がん検診と同様の取り組みですが、現実的にはこの制度がまだ十分に普及しておらず、チェックを受けない人や結果を気にしない人が多いのが現状です。職場や家庭で「おかしいよ」と指摘されることがなければ、うつ病のサインを見逃してしまうことが多いのです。

そこで今回は、皆さんにうつ病の初期症状に気づいていただくため、初期段階のサインを紹介したいと思います。これらのサインを感じたら、まずはしっかりと休息を取るようにし、それでも改善しない場合は病院を受診することを検討しましょう。

  1. 心配が多く、落ち着かない
    うつ病の初期症状として、不安感が挙げられます。頭の中で同じことを繰り返し考えてしまったり、心配事から落ち着かなくなることがあります。また、動悸や喉の渇きなど、身体的にも不安を感じることがあります。哲学的な問題に過度に悩み続けたり、健康状態に過剰に敏感になるのも、不安の表れです。
  2. イライラや怒りっぽさ
    うつ病は気分が沈むだけでなく、イライラしやすくなることもあります。普段は穏やかな人が、急に怒りっぽくなったり、周囲に当たり散らすようになるのは要注意です。
  3. 仕事のミスや忘れ物が増える
    脳の働きが低下するため、仕事でのミスや物忘れが増えます。財布やスマホを忘れる、暗証番号を思い出せない、人の名前が出てこないといったことが増えたら、注意が必要です。
  4. 楽しめていたものがつまらなくなる
    以前は楽しんでいた音楽や動画などに興味を持てなくなったり、お金をかけたことを後悔するようになるのも、うつ病の症状です。
  5. 休んでも取れない疲労感
    週末にしっかり休んでも疲れが取れず、身体が重く感じたり、眠気が続いたりする場合、うつ病の兆候かもしれません。普段とは違う疲れ方を感じたら、早めに病院を受診しましょう。
  6. 体調不良
    うつ病は自律神経を通じて内臓の働きを悪くすることがあり、胃腸の不調や動悸、息切れなど、様々な体調不良を引き起こします。内科で異常が見つからない場合、うつ病の可能性があります。
  7. 不眠症
    うつ病では不眠症もよく見られます。寝付きにくい、早朝に目が覚めてそれ以降眠れない、夢ばかり見て疲れるなど、いくつかのタイプがあります。不眠は心の健康状態を知る大きな指標です。

これらのサインに気づいたら、今の生活に無理がないか、立ち止まって考えてみましょう。自分のためにも、無理をせず、必要な場合は早めに病院を受診することが大切です。責任感が強く、周りの目を気にしてしまう人ほど、休むことをためらいがちですが、健康を失うと、取り返しがつかなくなることもあります。

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