【発達障害】女性特有の顔つき・外見の特徴8選【ADHD・ASD・アスペルガー症候群】 

私たちは日々、多くの情報を視覚から得ています。
その中で「人の顔つきや外見から性格や特徴を読み取る」という無意識の行為をしている方も少なくないでしょう。

今回のテーマは、「発達障害、特に女性の場合、外見に特徴が現れることがあるのか?」という疑問についてです。
はじめにお伝えしておきたいのは、ここで紹介する内容はあくまで「傾向」であり、「当てはまるから発達障害である」といった断定には繋がらないということです。
その点をご理解いただいたうえで、発達障害の概要と、女性に見られやすいとされる外見的な特徴について、丁寧に解説していきます。

発達障害とは?

発達障害とは?

発達障害は、生まれつき脳の働きに何らかの偏りがあり、その影響で日常生活において困難を感じやすい障害の総称です。
具体的には、ADHD(注意欠如・多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)、LD(学習障害)などのタイプがあります。

  • ADHDは「不注意」「多動性」「衝動性」などの特性が見られ、集中力を保つことが苦手であったり、衝動的に行動してしまう傾向があります。
  • ASDは「対人関係やコミュニケーションに困難を伴う」「強いこだわりがある」などの特徴があり、社会的な場面で戸惑いや誤解を受けやすいことがあります。
  • LDは、読む・書く・聞く・話す・計算するなどのスキルのうち、特定の分野で著しい困難を抱える障害です。

今回ご紹介する外見的特徴は、特にASDの傾向が強い女性に多く見られるとされるものになります。

発達障害の女性に見られやすい8つの外見的特徴

発達障害の女性に見られやすい8つの外見的特徴

1. 表情が乏しい

ASDの方には、感情を顔に表すことが苦手な方が多く見られます。
特に女性は一般的に感情表現が豊かだとされる中で、表情の少なさが目立つ傾向にあります。
そのため、喜怒哀楽が外見からは伝わりにくく、会話の際も淡々としている印象を持たれがちです。
非言語的なコミュニケーション(表情・声のトーン・ジェスチャーなど)を使うのが苦手であることが背景にあります。

2. 感情の起伏が少ない

先述の表情の乏しさと重なりますが、感情の波が小さいため、周囲からは「何を考えているのか分からない」「怒っているのかな?」と誤解されることがあります。
本人は特に怒ってもいないのに、無表情や淡々とした態度からそう見られてしまい、対人関係において誤解を生むことがあります。

3. 見た目が若く見える

これは服装の傾向に起因することが多いです。多くの女性は年齢と共にファッションの傾向を変えるものですが、ASDの方の中には「自分が好きな服を一貫して着続ける」傾向があります。
そのため、10代の頃に好んでいたファッションを大人になっても変えずに着用し続けることがあり、結果的に年齢よりも若く見られることがあります。

4. 色白であることが多い

ASDの方には、感覚過敏の一環として肌が敏感な方がいらっしゃいます。
日焼けによって皮膚に痛みを感じる場合などは、紫外線対策を徹底する傾向が強くなり、その結果、肌が白く保たれているというケースも見られます。
ただし、もちろん色白な方がすべて感覚過敏というわけではないことも念頭に置いておきましょう。

5. すっぴんでいることが多い

嗅覚や触覚が敏感な方にとっては、化粧品の匂いや肌に何かが塗られている感覚そのものが強い不快感となる場合があります。
そのため、ファンデーションやアイシャドウなどを使用することが難しく、結果的にすっぴんで過ごす方も少なくありません。

6. 身なりに無頓着な傾向がある

興味の範囲が限定的であるASDの特性上、ファッションに対する関心が薄い方も多くいます
もちろん、オシャレが大好きな方も存在しますが、関心がない場合は服装や髪型などにあまり注意を払わず、「着られれば良い」という感覚で過ごしていることもあります。
その一方で、最低限の社会的マナーとして身なりを整える意識を持っている方も多く、完全に無頓着というわけではありません。

7. 個性的な服装や髪型を好む

流行よりも「自分の好み」を優先する傾向があるため、結果として独特なスタイルや髪型になることがあります。他人と同じである必要性を感じず、自分にとって心地よいもの、自分らしいものを大切にする姿勢が顕著です。そのため、他者からは「個性的だ」と受け取られることもあるでしょう。

8. TPOに合った服装選びが苦手

「オフィスカジュアル」など曖昧な服装のルールに対応するのが難しいこともあります。
スーツのような明確なドレスコードであれば問題ないのですが、「カジュアルすぎず、かっちりしすぎず」といった中間的な表現は、ASDの方にとって解釈が難しく、誤解を招きやすいポイントとなるのです。

外見で発達障害を判断できるのか?

最後に、非常に大切な点をお伝えします。
ここまでご紹介してきた外見的な傾向はあくまでも「そのような傾向が見られることがある」というレベルの話であり、それによって発達障害であるかどうかを判断することはできません。

表情が乏しい方、色白な方、個性的なファッションを好む方など、これらの特徴は発達障害の有無にかかわらず多くの人に見られます。
また、筆者自身も数多くの発達障害の方と接してきましたが、外見からその有無を判断することはほぼ不可能です。

「見た目でわかる発達障害」というテーマはしばしば注目されがちですが、それに基づいて判断することは誤解や偏見を生む要因にもなりかねません。
外見の特徴はあくまでも「参考情報」として受け止め、理解の一助にしていただければ幸いです。