発達障害が絶対やめられないヤバい癖4選【ADHD・ASD】

発達障害を抱える人には、特定の行動パターンや考え方の癖が
見られることがあります。
これらの癖は、誰にでも多少はあるものですが、
発達障害の特性によってその度合いが強く、日常生活や仕事に支障をきたす場合があります。
今回は、発達障害の方にありがちな「やめられない癖」と、
それをどのように改善していくかについて考えていきます。

1. 先延ばし癖

1. 先延ばし癖

最も多く見られる癖の一つが、「やるべきことを先延ばしにする」という傾向です。
特にADHD(注意欠陥・多動性障害)の特性を持つ人に多く、自分でタスクを
管理し実行するのが難しいと感じるケースが多くあります。

ADHDの傾向がある人は、衝動性が強く、「今この瞬間の楽しさや欲求」
優先しやすいという特徴があります。

「今やらないと後で困る」と頭では理解していても、
「今は遊びたい」「今は休みたい」という気持ちに流されやすくなります。

また、将来を見通す力や時間の感覚が弱く、タスクの優先順位が曖昧になることで
結果としてやるべきことがどんどん後回しになってしまうのです。

この癖を改善するには、「タスクを小さく分ける」
「目に見える形で管理する」「締め切りを自分で設定する」といった工夫が有効です。

ToDoリストやリマインダーアプリの活用も一つの方法です。
外部のサポートを受けながら、タスクを客観的に整理することで、
自分の特性に合わせた行動が取りやすくなります。

2. 話しすぎる

2. 話しすぎる

「話が長い」「自分のことばかり喋ってしまう」という指摘を受けることが多い方もいます。
これはADHDの「衝動性」と「多動性」、ASD(自閉スペクトラム症)の「興味の偏り」や「空気を読む力の弱さ」からくるものです。

ADHDの方は、思いついたことをすぐに口に出したくなる
衝動を抑えるのが難しく、相手が話している最中でも割り込んでしまうことがあります。
話の途中で自分の考えが次々に浮かんできて、それを整理せずに
すぐ口に出してしまうため、話の論点がズレたり、結論が見えにくくなったりします。

ASDの方に見られるのは、

「自分の好きな話題を一方的に話し続ける」

という傾向です。
相手が興味を持っていないと気づかず、延々と話を続けてしまうことがあります。
相手の表情や反応を読み取るのが難しいため、
自分の話が歓迎されていないことに気づけないケースもあります。

改善のためには、「会話の目的を決めておく」
「時間を決めて話す」などの
具体的な会話ルールを設けると良いでしょう。
特に質問には、結論のみを端的に答える意識を持つことが重要です。

3. 白黒思考(ゼロ百思考)

3. 白黒思考(ゼロ百思考)

「完璧でなければ意味がない」「一度でも失敗したら全て台無し」というように、
物事を白か黒か、0か100かでしか判断できない考え方を「白黒思考」と呼びます。
これは主にASDの特性に見られる傾向です。

曖昧な状態や中間的な評価を受け入れるのが苦手で、「まあまあうまくいった」
や「一部は成功」というような解釈ができません。
そのため、少しでもミスがあると全てを「失敗」として受け止めてしまい、
大きな落胆やストレスを抱えてしまいます。
このような極端な完璧主義によって、物事を継続するのが難しくなることがあります。

また、人間関係においても「この人は良い人」
「あの人はダメな人」といった形で、
極端な評価をしやすくなります。
相手の一つの言動だけで関係を断ち切ってしまうなど、
人間関係が不安定になりやすいという問題もあります。

改善には、結果だけにとらわれずにプロセスにも
注目して価値を見出すことです。
初めからうまくできなくても、少しずつ曖昧さに
慣れていくことで、心の負担は軽減されます。

4. 夜更かしと遅刻

4. 夜更かしと遅刻

発達障害の特性を持つ人の中には、生活リズムの乱れが目立つケースもあります。夜更かしや朝起きられないことによって、学校や職場に遅刻してしまうという悩みを抱えている人も少なくありません。

特にADHDの方は、睡眠リズムのコントロールが苦手であるといわれています。
夜になると頭が冴えてしまい、なかなか眠りにつけない、ベッドに入ってもスマートフォンを見続けてしまう、といった行動が影響して睡眠不足になり、結果的に朝起きられない状態が続くのです。

この癖を改善するためには、「寝る前のルーティンを決める」「ブルーライトを避ける」「カフェインの摂取を控える」など、基本的な睡眠衛生の確保が第一歩になります。
生活全体のスケジュールを見直し、無理のない範囲で早寝早起きを習慣づけることが望まれます。

まとめ

まとめ

発達障害の特性によって現れる癖は、本人の努力だけではなかなか改善が難しいこともあります。
しかし、それぞれの癖には原因があり、適切な工夫やサポートによって改善を目指すことが可能です。
大切なのは、自分の癖を否定するのではなく、「自分はこういう傾向がある」と理解し、そこに対処する手段を身につけていくことです。
自分自身を知ることから始めることで、少しずつでも暮らしやすさを手に入れていけるはずです。