障がい者雇用のための、自己分析の方法

はじめに

 私は、自己分析をやろうとして、できなかったことが一度あります。私は、大学を中退しているのですが、大学三回生のときに、一度、やろうとして体調を崩してしまったことがあります。自分を分析するというのは、自分の本質をとらえようとすることであり、大抵の人は、自分の過去の失敗や悪癖に意識が持っていかれて、思うように進まないでしょう。

 私は、自己分析において、メンタルの強い人向けのやり方と、自分の適性だけ量ってトラウマを見ないようにするやり方は違うと思っています。本記事では、障がい者雇用を目指す人向けに、自己分析のやり方を2つご紹介させていただこうと思います。

心に傷がある人向けの自己分析の方法について

 まず、障がい者雇用を目指す人の自己分析において、第一のハードルは過去の失敗や自分の障害から目を背けたいという思いだと思います。また、自分に自信がない人や、否定的な思いがある人は、やればやるほど抑うつ的になるでしょう。

今回は、そんな、自己分析に対して苦手意識のある人に向けた内容の記事となっています。この記事が、あなたの就活や、自分を見つめなおす時の一助となれば幸いです。

自己分析は本当に必要か?

まず、自己分析は本当に必要かについて考えていこうと思います。自己分析は主に、就活前の大学生や、転職中の方がしているイメージだと思います。なぜその方々が、自己分析をしているかというと、自分の得意や苦手を把握し、自分の今までの学生生活や仕事に対する取り組み方を分析して、自分の価値基準や、やりたい仕事を考える必要があるからです。また、そうして得た、自分への理解があると、履歴書が書きやすくなり、面接でもしゃべる内容に困らなくなります。このように、自己分析をすることにはメリットがあるため、できれば、転職、就職の前にやっておくのが良いでしょう。

自己分析の方法について

冒頭にも少し述べましたが、自己分析には、2つの方法があると思っています。

1つは、「深く自分を知るために、自分の弱点や過去の失敗をまず見直す方法」です。これは、心の傷が癒えていない人は避けたほうが良い方法ですが、短い時間で、自分への理解が一気に深まります。

2つめに、自分のセンシティブな部分に触れないように、自分のマイナスな面にあまり目を向けず、「やりたいこと、やりたくないこと、仕事の得意不得意や、仕事に求める待遇だけ考える方法」です。

ここからは、その2つの方法に詳しく説明していきます。

自分の弱点や過去の失敗から分析する方法

自分のマイナス面から、自分を分析するのは、スピードが大事です。なぜなら、ゆっくりやっているとメンタルがもたないからです。私はまず、自分の嫌な思い出や、コンプレックスを沢山、箇条書きしました。

 箇条書きで簡略して書くことによって、一つ一つのことを深く思い出さずに済みますし、自分のことを客観的に分析できるようになります。また、苦しいときに自分がどんな風に頑張ったか、どんな風に耐えたか。また、どんなことが苦手で、堪えられなかったか書くことによって、自分の過去が分かります。今の自分を形作るのは、過去の自分の苦悩と頑張りの連続といっても過言ではないので、マイナス面の分析は、やっておくと後が楽になります。

 マイナス面を考えた後は、自分の得意なことや成功体験などを箇条書きしましょう。プラス面は、私の場合、マイナス面の半分しか出てきませんでしたが、それでも良いと思います。多くの人は、自分のマイナス面は気にしているものの、自分のプラス面にはあまり目がいきません。「自分にとってできることは、できて当たり前のこと(他人ができるかは関係なく)」「自分にとってできないことは、当たり前のことができていないということ」という考えをお持ちの方も多いです。実際、私もそうでした。

 そういった、思考のバイアスがかかっていることを念頭に置いて、プラス面がマイナス面より少なくなっても、気にしないことが大切です。そのあとは、自分の長所と短所が分かっている状態なので、避けたい仕事や、無理なくできそうな仕事、やってみたいことについて考えるだけで、自己分析は完成です。

自分のセンシティブな面に目を向けないで行う自己分析

 自分の短所を直視するのが辛いという人は、履歴書に書けるだけ、面接で話せるようにするだけの内容の自己分析で大丈夫です。

 具体的には、面接では、得意不得意と障害特性、それに対して求める配慮と、学校や前職などで過去に努力して達成したことについて話せれば十分です。企業に見せる履歴書や、面接で話す内容の下地としての自己分析で大事なのは、自分のアピールポイントです。今までかけてもらった褒められた経験や、ねぎらいの言葉、家族や友人からの自分への評価も、自分のアピールポイントを分析する材料になりますので、そこも考慮すると、負担なく自己分析ができます。

自己分析よりも大事なこと

 ここまで、自己分析について述べてきましたが、最終的なゴールが就職である以上、自己分析が完璧でも、他ができていなければ、不採用となってしまいます。私は、緊張すると、面接官の目を見て話せないことと、相手の質問に対する答えを、端的に返すようにすることが課題でした。

 私は、本番までに、事前に面接で聞かれそうな内容を、シミュレーションしておき、自己紹介や職務経歴を、アイコンタクトしながら、話すことを意識しました。事前に話す内容を考えておくことと、目線の使い方をアイコンタクトに留めることによって、あまり緊張せずにできたと考えています。

 また、面接官に、「あなたの会社に入りたい!」「他の同業種じゃなくてあなたの会社がいい!」「入ったら活躍できることを証明する経歴がある!」ということを伝えられたら、最高です。

おわりに

 以上の内容は、私の経験による内容となっておりますが、少しでも、お力になれれば幸いです。自己分析は、無理なく自分を理解して、それを仕事につなげるのが重要だと考えます。

 私は、「天職」という言葉があるように、最後には「天」「縁」がその人の職を選ぶと思っています。直近の私の就職活動では、たまたま出会った方のご紹介で、就職が決まりました。また、体調が悪くて長時間働けない時でも、仕事を続けて、徳を積んでいれば、また、良い仕事に巡り会えるチャンスがあるのが、面白いです。自己分析をしたり、求人を見たり、面接に行って落とされたり、努力をしていれば、きっと、今のその人にあった職業が見つかります。 

自己分析についてのコラムをご覧いただき、有難うございました。