アルコール依存症になりやすい人6選

アルコール依存症について

皆さん、こんにちは。今日は生活に役立つメンタルヘルスに関する話題として、「アルコール依存症」についてお話しします。特に、コロナ禍で家にいる時間が増え、アルコールを摂取する機会が多くなった方も多いのではないでしょうか。

お酒を飲む機会が増える一方で、「どれくらい飲むと依存症になってしまうのか?」や「どのような状態が依存症なのか?」と不安に感じている方も少なくないようです。そこで今回は、アルコール依存症とはどのようなものなのか、そして依存症になりやすい人の特徴について詳しく解説します。

アルコール依存症とは?

アルコール依存症とは、大切な人や物事を犠牲にしてまで飲酒してしまう状態を指します。例えば、明日大切な仕事があるにもかかわらず、夜遅くまで飲んでしまい、仕事に影響を及ぼすことが繰り返される場合です。また、家事や育児があるのに昼からお酒を飲んでしまう、糖尿病や肝臓の病気があるにもかかわらず飲酒をやめられない状態も、アルコール依存症に該当します。

依存症は単に体質や性格の問題ではなく、環境やストレスなども大きく関係しています。

アルコール依存症になりやすい人の特徴6選

ここでは、アルコール依存症になりやすい人の特徴を紹介します。当てはまる方は、お酒の飲み方に注意が必要です。

  1. 十代から飲酒を始めた 早い時期から飲酒を始めると、依存症になるリスクが高まります。飲酒開始年齢が若ければ若いほど、依存症のリスクが上昇すると言われています。
  2. 家族や親友に酒飲みが多い 飲酒の習慣が身近な家族や友人にあると、依存症への警戒心が薄くなることがあります。特に親しい人がよく飲む場合、その影響を受けやすくなります。
  3. 親がアルコール依存症 アルコール依存症の親を持つ場合、その子どもが依存症になる確率は4倍に上がります。遺伝や家庭環境も依存症に大きな影響を与えるのです。
  4. 男性よりも女性 男性のほうが依存症になる数は多いですが、女性は依存症になるまでの期間が短いとされています。さらに、同じ量を飲んでも女性のほうが血中アルコール濃度が高く、問題が発生しやすいとされています。
  5. 孤独を感じている 特に退職や配偶者との別れなど、孤独を感じる状況が依存症の引き金になることがあります。お酒で一時的に孤独感を解消しようとするうちに、依存症に陥ってしまうことが多いです。
  6. うつ病やパニック症の人 うつ病の人の約4割が飲酒を過剰にしていると言われています。お酒は一時的に気分を高揚させますが、結果的にはうつ病の回復を遅らせたり、依存症を悪化させてしまうことがあります。

アルコール依存症を防ぐための飲酒量

アルコール依存症を防ぐための飲酒量

世界保健機関(WHO)は、低リスク飲酒量を男性は1日40g、女性は1日20gと定めています。これに該当する具体的な量は、次の通りです:

  • 5%のビール:男性500ml缶2本、女性1本まで
  • 15%の日本酒:男性360ml(2合)、女性180ml(1合)まで
  • 12%のワイン:男性400ml、女性200mlまで
  • 43%のウイスキーやブランデー:男性120ml、女性60mlまで

飲酒量を減らすための第一歩として、自分が飲んだ量を記録することが重要です。毎日飲んだ量をカレンダーに書き留めることで、客観的に自分の飲酒量を把握することができます。

お酒を減らすための工夫

アルコール依存症を防ぐためには、人間関係を充実させることが有効です。お酒で感じる一時的な満足感ではなく、家族や友人との交流から本来の喜びや安心感を得ることが大切です。アウトドアや趣味など、新たな楽しみを見つけることで、飲酒に頼らない生活を目指しましょう。

アルコール依存症は一人で悩まないで

アルコール依存症は一人で悩まないで

日本では、アルコール依存症患者が約100万人いるとされていますが、治療を受けている人はその一割以下です。最近では断酒だけでなく、「減酒」も治療の一環として考えられています。お酒を飲みたい気持ちを抑える薬も利用できるため、まずは精神科や専門医に相談してみましょう。

アルコール依存症は一人で抱えず、専門の医療機関に相談することで、改善への一歩を踏み出すことができます。


いかがでしたでしょうか?このように、依存症に関する知識を深めることで、ご自身や周囲の人々の健康を守るための一歩を踏み出すことができます。