燃え尽き症候群(バーンアウト)について
ボクシング漫画の名作『あしたのジョー』のラストシーンを覚えていますか?
ジョーはチャンピオンとの死闘を終え、全てを出し尽くした後、コーナーに座り込んだまま立ち上がることができません。そして最後に、「燃え尽きたぜ、真っ白にな」とつぶやきます。

「燃えたよ、燃え尽きたよ、真っ白にな…」
この名シーンは、感情や体力をすべて使い果たした瞬間を象徴しています。実は、現代社会においても同じように「燃え尽きてしまう」現象が見られます。特に、顧客サービスを提供する職業では、頑張りすぎてしまい、働く気力や意欲を失ってしまう「燃え尽き症候群(バーンアウト)」が問題となっています。今回は、この「燃え尽き症候群」について詳しくご紹介します。
燃え尽き症候群とは?
燃え尽き症候群とは、過度なストレスや負担により、心身が極度に疲れ果て、仕事への意欲を失ってしまう状態を指します。正式な医学的病名ではありませんが、うつ病の一種と考えられることが多いです。
特に、コロナ禍の医療現場では、医療従事者が次々と燃え尽きてしまう事例が増えています。理想を抱いて医療の道に進んだにもかかわらず、感謝の言葉すらもらえず、ただ仕事に追われる日々が続くと、情緒が枯れてしまうことがあります。このような現象は医療の現場だけでなく、介護、教育、接客業など、顧客サービスを提供するあらゆる職種で起こり得る問題です。
燃え尽き症候群の主なサイン
もし以下のような症状がある場合、燃え尽き症候群かもしれません。ぜひチェックしてみてください。

これらの症状に思い当たることがあれば、燃え尽き症候群の可能性があります。
燃え尽き症候群を防ぐためには?
燃え尽き症候群を予防・改善するためには、以下の対策が有効です。
まとめ
燃え尽き症候群は、真面目で一生懸命な人ほどなりやすい症状です。しかし、自分自身を大切にし、適度に休息を取りながら仕事と向き合うことで、燃え尽きを防ぐことができます。仕事だけでなく、家族や友人との時間、趣味などのプライベートを大切にし、バランスの取れた生活を送りましょう。
もし、今の自分が燃え尽きていると感じたら、無理をせず一度立ち止まり、心と体をリフレッシュする時間を作ることが重要です。