今回は「ADHDの人に伝わる話し方の特徴5選」というテーマでお話しします。
突然ですが、次のようなことに心当たりはありませんか?
- 複数の指示を同時に受けると抜け漏れが出る
- 周囲の音や動きに注意が奪われてしまう
- なかなか集中できない
- 集中すると周りが見えなくなる
- 一度作業から離れると再開時にどこまで進めていたか分からなくなる
- 話を聞きながらメモが取れない
- 人の話を最後まで聞けず、じっとしていられない
これらの特徴があると、ミスや抜け漏れが多くなり、「どうしてこうなったのだろう?」と感じる方もいるでしょう。
発達障害には主に3つの診断名がありますが、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)の対応方法は異なります。
しかし、それぞれの違いを理解しながら対応できる人は多くありません。
そこで今回は、ADHDの方に伝わりやすい話し方、会話の特徴5つを紹介します。
最後には、さらに伝わりやすくするための3つの工夫もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
ADHDの特性について
ADHDには3つの主要な特性があります。
- 不注意
- 多動性
- 衝動性
これらの特性の程度や頻度は人それぞれ異なり、同じ診断名でも困りごとは異なります。
また、ワーキングメモリ(短期間の情報保持と処理)の苦手さが伴うことも多いです。
これにより、複数の指示を同時に受けると抜け漏れが出たり、話を聞きながらメモを取るのが難しくなったりします。
ADHDの人に伝わる話し方の5選
- 周囲の刺激が少ない場所で話す
ADHDの方は、周囲の音や動きに注意が向きやすいため、静かな環境で話すと集中しやすくなります。視覚や聴覚的な刺激が少ない場所で伝えることが重要です。
- 話すテーマを明確にする
ワーキングメモリに苦手さがあると、話のテーマが途中で分からなくなることがあります。
事前にテーマや目的をはっきり伝えると理解が深まります。
- メモを促してから次に進む
情報を一度に処理するのが難しい場合があるので、メモを取る時間を確保し、メモが終わってから次に進むようにしましょう。
- 指示を復唱してもらう
「分かりましたか?」と聞くのではなく、指示内容を自分の言葉で繰り返してもらうことで、誤解や抜け漏れを防ぐことができます。
- 定期的に手順を見直す
慣れた作業でも手順を忘れがちなので、定期的に業務手順を確認し直すと、ミスを減らし安定した作業が可能になります。
伝わりやすくする工夫とは
そして、さらに伝わりやすくする工夫としては
- チェックリストを作成する
必要な項目をリスト化することで、忘れ物やケアレスミスを減らします。
- 期日を早めに設定する
締め切りを前倒しにしたり、中間報告を設けることで、作業の先延ばしを防ぎます。
- スケジュールを共有する
長期的な計画を立て、進捗状況を把握できるようにすると、締め切りに間に合わせやすくなります。
以上、ADHDの人に伝わる話し方の特徴5選と、伝わりやすくするための工夫3つをお伝えしました。
無理のない範囲で実践してみてください。