【注意】6時間睡眠を続けるとどうなるのか? あなたの体に起こる5つの驚愕の変化とは?

あなたは毎晩どのくらい眠れていますか?
「6時間くらい寝れば十分でしょ」と思っている方は少なくないでしょう。仕事や育児、学業などに追われ、十分な睡眠を取るのが難しい現代では、「6時間睡眠」はむしろ平均的なラインかもしれません。

しかし、最新の研究によれば、6時間睡眠を継続することで、身体や脳に想像以上の悪影響が出る可能性があることが明らかになっています。

今回は、そんな「6時間睡眠」を続けたときに私たちの体にどのようなことが起こるのか、科学的な視点から5つのポイントで詳しく解説していきます。


1. 頭の回転が鈍くなる:脳の働きに深刻な影響が

1. 頭の回転が鈍くなる:脳の働きに深刻な影響が

まず最も大きな問題は、脳の働きが低下してしまうことです。

睡眠科学の分野では、成人に推奨されている睡眠時間は7〜9時間とされています。これより短い6時間以下の睡眠は「慢性的な睡眠不足」とみなされ、脳の認知機能に影響を与えることが分かっています。

ある実験では、普段8時間眠っていた人が、2週間にわたり6時間睡眠を続けた結果、2日間徹夜した人と同じ程度まで認知機能が低下していたという結果が出ました。これは、注意力や判断力、反応速度などが大きく落ちてしまうことを意味します。

さらに厄介なのは、6時間睡眠をしている本人が、自分の能力が落ちていることに気づかないという点です。徹夜をした人は「今日は頭が働かないな」と自覚できるのに対し、6時間睡眠の人は「ちゃんと眠れているし問題ない」と思い込んでしまうのです。

つまり、頭の回転が鈍くなっているにもかかわらず、それに気づかず日常生活を送ってしまう。この無自覚な認知機能の低下こそ、長期的に見ると非常に危険なのです。


2. 風邪や感染症にかかりやすくなる:免疫力が低下

2. 風邪や感染症にかかりやすくなる:免疫力が低下

次に挙げられるのは、免疫機能の低下です。十分な睡眠は、体を守る免疫システムを正常に保つために欠かせません。

ある研究では、風邪のウイルスを人為的に鼻に接種し、その後の発症率を比較しました。結果は明らかで、6時間未満の睡眠をとっていた人は、7時間以上眠っていた人と比べて、4倍以上風邪を発症する確率が高かったのです。

また、インフルエンザワクチンの効果を比較した研究でも、睡眠不足の人はワクチン接種後の免疫応答が大幅に低下するというデータがあります。つまり、睡眠が足りていないと、ワクチンの効果すら十分に発揮されなくなってしまうのです。

「毎年風邪を引きやすい」「ワクチンを打ったのに病気になった」といった経験がある方は、まずは睡眠時間をしっかり確保することが最大の予防策になるかもしれません。


3. 食欲が増え、体重が増えるリスクが上昇

睡眠不足は、太りやすくなる原因にもなります。

その理由のひとつが、ホルモンバランスの崩れです。睡眠が不足すると、空腹感を強める「グレリン」というホルモンが増え、満腹感を与える「レプチン」が減少します。その結果、必要以上に食べてしまいやすくなるのです。

実際、6時間以下の睡眠の人は、8時間以上寝ている人と比較して、大人で約25%、子どもでは50%以上も肥満のリスクが高いという研究結果があります。

ダイエットをしている方や体重管理をしたい方にとって、「よく寝ること」は意外と見落としがちなポイントかもしれません。食事制限や運動ももちろん大切ですが、それ以前にまず睡眠習慣の見直しが必要です。

3. 食欲が増え、体重が増えるリスクが上昇

4. 心臓と血管にダメージ:動脈硬化や高血圧のリスク増加

短い睡眠時間がもたらす影響は、血管系の病気にもつながることが分かっています。

6時間未満の睡眠が続くと、交感神経が過剰に活性化し、体が常に「緊張状態」にさらされるようになります。同時に、血管の内壁では慢性的な炎症が生じやすくなり、動脈硬化が進行しやすくなるのです。

このような状態が続くと、血圧が上がりやすくなり、結果として高血圧や心筋梗塞のリスクが高まることが研究で示されています。

例えば、短時間睡眠の人は高血圧になる確率が約60%高く、心筋梗塞を起こすリスクも30%ほど上昇することが明らかになっています。さらに、長期的には死亡率の増加にもつながる可能性があると言われています。

日頃から血圧が高めな方、家族に心臓病の既往歴がある方は、特に注意が必要です。


5. ただし「問題が起きない人」も一定数いる

ここまで読んで、「やっぱり6時間じゃ足りないんだ」と思われた方もいるかもしれません。

しかし実は、6時間睡眠でも体調に全く問題がない人もいるのです。

個人差は非常に大きく、7〜9時間の睡眠が推奨されているとはいえ、6時間程度の睡眠で日中元気に活動でき、特に支障がない人もいます。そうした人にとっては、6時間睡眠が自分に合った最適な時間である可能性もあります。

特に、不眠症で悩んでいる人が「もっと寝なければ」と過剰に考えすぎると、それがかえって不眠を悪化させてしまうケースも少なくありません。

もしあなたが、6時間睡眠でも日中の眠気がなく、集中力も保てているのであれば、無理に睡眠時間を増やそうとしなくても問題はないでしょう。大切なのは、自分自身の体調や生活に合ったリズムを見つけることなのです。

5. ただし「問題が起きない人」も一定数いる

おわりに:睡眠は“量”だけでなく“質”も大切に

6時間睡眠を続けることによって、脳の働き、免疫力、体重、血管の健康など、さまざまな面に悪影響が出る可能性があります。一方で、個人差も大きいため、すべての人が「6時間では足りない」というわけでもありません。

重要なのは、「自分にとっての適切な睡眠時間」を見極めることです。

「最近集中できない」「体調を崩しやすい」「太りやすくなった」と感じている方は、食事や運動だけでなく、一度睡眠を見直してみることをおすすめします。

健康的な毎日は、質の良い睡眠から始まります。あなたにとって最適な睡眠習慣を見つけ、健やかな毎日を送りましょう。