【発達障害】おすすめ精神病院の見分け方3選【ADHDASD】

【発達障害の方へ】精神科・心療内科の上手な選び方3選 ~安心して相談できるクリニックとは~

発達障害(ADHDやASDなど)の診断や支援を受けるためには、どのような病院にかかるのが適切なのでしょうか。「どこに行けばよいのか分からない」「信頼できるクリニックをどう選べばいいのか」と迷われる方も多いのではないでしょうか。

今回は、発達障害を抱える大人の方に向けて、信頼できる精神科・心療内科を見極めるポイントを3つご紹介いたします。あなたに合った医療機関と出会うための参考になれば幸いです。

発達障害は何科を受診すればいいの?

発達障害の診断は、基本的には精神科または心療内科で行います。特に大人の発達障害に関しては、どのクリニックでも診断できるわけではありません。成人の発達障害に対応しているかどうかは、事前に病院のホームページや紹介文などを確認しましょう。

診断目的だけでなく、発達障害に起因する「生きづらさ」や「心の不調」を抱えている場合、うつ病や不安障害といった二次障害が併発していることも少なくありません。このようなケースでも、精神科や心療内科での継続的な通院・治療が必要となることがあります。

精神科・心療内科はどこも同じ? 実は大きな違いも

一般的には、街の精神科や心療内科にはそれほど大きな差がないと思われがちですが、実際には対応範囲や治療の姿勢、スタッフの専門性に大きな違いがあることがあります。

では、どういったクリニックが「発達障害の方におすすめ」と言えるのでしょうか。以下に、その特徴を3つご紹介いたします。

信頼できる医師がいるクリニック

①信頼できる医師がいるクリニック

まず最も大切なのは、信頼できる医師がいるかどうかです。発達障害の方は、特性上「納得できないことを受け入れるのが難しい」という傾向を持つことがあります。これは治療においても同じで、医師への信頼がない場合、処方された薬を勝手にやめてしまうといった行動につながることがあります。

例えば、「この薬は自分には合っていない気がする」「飲みたくない」といった理由から、医師に相談せず服薬をやめてしまうケースがあります。ですが、医師は「薬を飲んでいる前提」で治療計画を立てているため、これでは治療が空回りしてしまう恐れがあります。

治療においては、お互いが納得できる形を築くことが何よりも重要です。そのためにも、「気になることは遠慮せず伝える」「違和感があったら相談する」といったコミュニケーションが大切になります。

信頼できる医師を見極めるためのポイントとしては、以下のようなことが挙げられます。

  • 専門医(精神科専門医や精神保健指定医)などの資格を有しているか
  • 初診時にしっかりと話を聞いてくれるか
  • 対話を重視した診療をしてくれるか

また、口コミや紹介に頼るだけでなく、実際に一度受診してみて、自分との相性を判断することも重要です。

加えて、福祉機関や就労支援機関などと関わっている方は、連携のある医師やクリニックを紹介してもらうのも良い方法です。

心理士やソーシャルワーカーが在籍している

②心理士やソーシャルワーカーが在籍している

二つ目のポイントは、**心理士(臨床心理士、公認心理師)やソーシャルワーカー(精神保健福祉士)**といった専門スタッフが在籍しているクリニックです。

発達障害の治療では、薬物療法が主となることが多いですが、それに加えてカウンセリングや認知行動療法などの心理療法を取り入れることで、より効果的な支援が期待できます。

もちろん、心理士のカウンセリングだけを別の場所で受けるという方法もありますが、同じクリニック内に心理士が在籍していると、医師と心理士の連携がスムーズになり、治療方針にも一貫性が生まれます。

また、ソーシャルワーカーがいると、生活上の困りごと(就労、経済、住居など)についても相談しやすくなるため、包括的な支援が受けられます。

その他にも、以下のような機能があるとより安心です。

  • 精神科デイケアや訪問看護の併設
  • リワーク(復職)支援プログラムの実施
  • 就労移行支援との連携

これらは、薬だけに頼らない治療や生活支援を望む方にとって、有益なリソースとなるでしょう。

他のサービスや施設と連携してくれる

③他のサービスや施設と連携してくれる

三つ目は、他のサービスや施設と連携してくれるクリニックです。発達障害の治療・支援は医療だけで完結するものではありません。特に社会復帰や就労支援など、「段階的なステップ」を踏んでいく必要がある場合、さまざまな外部機関との連携がカギになります。

例えば、

  • 地域の相談支援事業所
  • 就労移行支援・定着支援事業所
  • 福祉サービスや行政機関
  • 支援付きグループホームや作業所

などとの連携がスムーズに行える医療機関であれば、必要なサポートをタイムリーに受け取ることができます。

よく聞かれる声の中に、「医師の診察時間が短すぎて不満」といったものがあります。これは制度的に仕方のない面もありますが、それだけに「医療機関にすべてを委ねすぎない」ことも重要です。

つまり、主治医の治療方針をベースにしながら、地域資源や外部サービスを活用して、現実的な行動目標を一緒に立てていくような支援体制を整えることが、回復や社会適応の近道となるのです。

まとめ:自分に合ったクリニックを選ぼう

発達障害の診断や治療は、長いお付き合いになる可能性もあるからこそ、「どこで、誰と」向き合うかがとても重要です。

今回ご紹介した3つの視点を参考に、ぜひご自身のニーズや目標に合ったクリニックを探してみてください。

  • 信頼できる医師がいること
  • 心理士やソーシャルワーカーが在籍していること
  • 他の支援機関と連携してくれること

これらの要素がそろっているクリニックであれば、発達障害の特性に配慮した適切な支援が受けやすくなるでしょう。

あなたが安心して相談できる医療機関と出会えることを、心より願っています。