【つくられた流行病】発達障害|ADHDは作られた病気だった?!

発達障害は「作られた病気」なのか?

発達障害やADHDといった診断について、「本当に存在する病気なのか?」と疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。このテーマに対しては、様々な意見や立場が存在します。

「ADHDの父」とも称される精神科医レオン・アイゼンバーグ博士は、2009年にドイツの雑誌「シュピーゲル」のインタビューで「ADHDは作られた病気の典型例」と発言したとされています。精神科医でYouTuberとしても活動する早稲田メンタルクリニックの益田先生は、この話題について、「精神科の病気を存在しないと言う人は一定数いるが、彼らは苦しんでいる人たちの存在を理解できないのかもしれない」とコメントを寄せています。

このようにさまざまな意見がありますが、今回は特に「発達障害は作られた病気なのか」という問いについて、二次情報と発達障害に関する私見をお伝えしていきます。

二次情報を鵜呑みにしない

二次情報を鵜呑みにしない

発達障害が「作られた病気」という話については以前から知っていましたが、今回改めて調べてみました。結果としては、真偽は確認できなかったというのが正直なところです。SNSの普及により、さまざまな情報にアクセスしやすくなりましたが、SNS上では情報が広まる過程で発信者の主観や誇張が混ざりやすく、特定の意図で編集された切り抜きが拡散されることも少なくありません。

したがって、「誰かがこう言っていた」という情報をそのまま信じるのではなく、できるだけ一次情報を確認することが大切です。たとえば、政治家の発言がメディアに取り上げられた後で炎上することがありますが、後日「あの発言にはこうした意図があった」と釈明するケースもあります。このように、発言者の意図や背景を確認することで、誤解を防ぎやすくなります。

アイゼンバーグ博士の発言についても、実際に雑誌に掲載されていたかどうか、またその発言の意図がどこにあったのかを検証することが難しいのが現実です。こうしたことから、二次情報を鵜呑みにするのではなく、慎重に情報を受け取る姿勢が必要です。

障害の有無にかかわらず、自分と向き合う

障害の有無にかかわらず、自分と向き合う

たとえ、仮に「ADHDは作られた病気である」との話が事実だったとしても、発達障害に関する診断を受けた方々が「では障害ではなかったんだ!」と喜べるわけではないでしょう。それは、障害があるかどうかが重要なのではなく、日常生活で困難を感じているかどうかが本人にとっての大切な問題だからです。

発達障害の特性として、得意なことと苦手なことの差が大きい状態がありますが、これは多くの人に共通するものです。苦手な部分があることを自覚し、対策を立て、自己理解を深めることが重要です。このように、診断があるかないかではなく、自分自身とどう向き合い、どのように人生を歩んでいくかに重きを置く方が、充実した日々を送るためのポイントになるのではないでしょうか。

穏やかに自分の人生を味わう

穏やかに自分の人生を味わう

以上を踏まえ、「発達障害は作られた病気なのか?」という問いに対する明確な結論は出せませんが、さまざまな情報が飛び交う中でも、それに一喜一憂せず、自分の人生を味わっていくことが大切です。今後も発達障害や心のケアについて情報を発信していきますので、引き続きご関心を持っていただければ幸いです。