社会に出てから、会議や資料の読み上げで漢字の読み方を間違えてしまい、恥ずかしい思いをした経験はありませんか?実際に、入社したばかりの社員が社内会議中に漢字を読み間違え、上司に指摘されてしまったというエピソードもあります。
仕事で使用する言葉は、その人の印象を左右します。特に漢字の読み間違いは、「基本的な知識が足りないのでは?」と思われるきっかけにもなりかねません。
今回はビジネスの現場でよく使われるものの、読み間違えが多い20個の漢字を厳選してご紹介します。自分が正しい読み方をしているか、是非確認してみてください。

「言葉は時代と共に変化するものだし、意味が伝われば良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。実際に、読み間違いが一般化していて、日常会話では誤読が定着している漢字も存在します。
しかし、ビジネスの場では話が別です。正しい読み方を知っていて敢えて使うのと、そもそも知らずに誤って使ってしまうのとでは、周囲からの評価が大きく異なります。
自信を持って話すためにも、知らないうちに恥をかかないためにも、基本的な読み方はしっかりと押さえておきましょう。

誤読:ぞくがら
年末調整などで記入する項目で、“親族との関係性”を表します。例えば、父なら「父」、配偶者なら「妻」と記載します。
誤読:ひとだんらく
「この作業が一段落したら休憩に入りましょう」のように使います。意味は“区切りがついた状態”です。
誤読:じゅうふく
「このファイルは重複しているようです」など、“同じ内容が重なっていること”を指します。
誤読:だいがえあん
「代替」は「だいたい」と読みます。“代わりの案”という意味で、ビジネスでは非常によく使われます。
誤読:そうきゅう
「早急に対応してください」のように使い、“非常に急いでいる”という意味です。誤読も広まっていますが、正しくは「さっきゅう」です。
誤読:はっそく
「新たなプロジェクトチームが発足した」など、“団体や組織が新たに動き出す”場面で使われます。
誤読:そうさつ
「費用と収益を相殺して帳簿に記録します」のように、“差し引いて帳消しにする”という意味です。
誤読:たにんごと
「まるで他人事のような態度ですね」のように、“自分とは関係ないように扱うこと”を意味します。
誤読:わりあい
「時間の都合上、この部分は割愛します」など、“省略する”際に使われます。
誤読:おしいん
「この書類に押印をお願いします」といった場面で登場します。“印鑑を押すこと”を指します。
誤読:けんあく
「先方の発言に嫌悪感を抱いた」など、“強い嫌な感情”を持つことを表します。
誤読:かいしゃく
「通路ですれ違う際は、軽く会釈をしましょう」など、“軽いお辞儀”を意味します。
誤読:かぶそく
「過不足なく記載してください」のように、“多すぎも少なすぎもしない状態”を指します。
誤読:そんしゅ
「法令遵守の精神を大切にしましょう」など、“決まりごとを守ること”という意味です。
誤読:そうふ
「資料をメールに添付しました」など、“付け加えて送る”という意味です。
誤読:はりつけ
「申請書に証明写真を貼付してください」のように使います。“貼り付ける”という意味ですが、読み方は「ちょうふ」です。
誤読:はじょう
「経営が破綻寸前である」など、“物事が成り立たなくなる状態”を指します。
誤読:しょくにんきしつ
「職人気質の人は仕事に妥協しない」など、“職人らしい誠実さや頑固さ”を表します。肯定的な意味で使われることも多いです。
誤読:しんぽ
「プロジェクトの進捗状況を確認しましょう」など、“仕事の進み具合”を表す言葉です。
誤読:ぼんれい
「グラフの凡例を確認してください」など、“図や表の中で色や記号の意味を説明する部分”を指します。

漢字の読み方はパソコンやスマホの変換機能で何となく補えてしまうため、読み間違いに気付かないまま過ごしてしまうことがあります。しかし、ビジネスの現場では“言葉を正しく使える人”が信頼される傾向があります。
今回ご紹介した漢字を通じて、「何となく読んでいたけれど、実は間違っていた」という発見があった方もいるのではないでしょうか。
言葉はビジネスにおける大切な道具です。社会人としての基本力を身につける第一歩として、正しい読み方を意識して使っていきましょう。