謝っているのに怒られる人7選 | ビジネスマナー

謝っているのに怒られる人の特徴7選|ビジネスマナーとしての正しい謝罪とは

謝っているのに怒られる人の特徴7選|ビジネスマナーとしての正しい謝罪とは

ビジネスの現場において、ミスやトラブルは避けて通れないものです。そのような場面で必要となるのが、誠意ある「謝罪」の対応です。しかし、中には謝罪しているのにもかかわらず、相手の怒りをかえって強めてしまう人もいます。

「ちゃんと謝ったのに、なぜか余計に怒られた」
「誠意を見せているつもりなのに、誤解される」

このような経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。実は、謝罪の場では「言葉」だけでなく、「態度」や「行動」も重要です。今回は、謝っているのに怒られてしまう人の特徴を7つに分けてご紹介し、ビジネスマナーとしての正しい謝罪のあり方について解説します。

謝罪がもたらすビジネス上のメリット

謝罪がもたらすビジネス上のメリット

謝罪とは、自分のミスや落ち度を認め、相手に対して誠意を伝える行為です。ただ謝るだけでなく、責任感を持って対応することにより、信頼関係をより強固なものにすることも可能です。

たとえば、お客様にご迷惑をおかけしたときに、しっかりと反省の気持ちを伝え、解決策や再発防止策まで丁寧に伝えることができれば、かえって「この人(この会社)は信頼できる」と評価が上がることもあります。謝罪は、ピンチをチャンスに変える重要な場面でもあるのです。

ただし、誠意が伝わらなければ逆効果になることも。ではどのような謝罪が逆に相手の怒りを招いてしまうのでしょうか。

1. 表情がニヤニヤしている

1. 表情がニヤニヤしている

まず最も基本的なポイントとして、謝罪時の「表情」があります。たとえ言葉で「申し訳ございません」と謝っていても、顔がニヤニヤしていると、相手は「この人、本当に反省しているの?」と感じてしまいます。

実は、過度な緊張やストレスを受けた際に、防衛反応として笑ってしまう人もいます。悪気がない場合もありますが、相手にはその背景までは伝わりません。「反省していない」と受け取られてしまうリスクがあるため、謝罪の場では表情に十分注意を払い、神妙な面持ちで誠意を伝えることが大切です。

2. 言い訳から話し始める

2. 言い訳から話し始める

謝罪の言葉の第一声が「でも」「実は」といった言い訳から始まると、相手に誠意は伝わりません。たとえ正当な理由があったとしても、まずは「申し訳ございませんでした」と素直に謝罪することが何よりも優先されます。

言い訳は「自分を守ろうとしている」と受け取られがちであり、相手の怒りを逆なでする原因にもなります。ビジネスの場では、自分の非を潔く認める姿勢が信頼につながります。その後で、状況説明を冷静に行うことが適切です。

3. 謝罪後に急に態度を変える

3. 謝罪後に急に態度を変える

謝罪をしたあと、相手が少し表情を和らげた瞬間に、急に明るい声に戻ったり、話題を切り替えたりするのはNGです。「もう許してもらえた」と自己判断してしまうと、相手からは「反省していない」「軽く考えている」と受け取られてしまいます。

謝罪の場では最後まで誠実な態度を貫くことが重要です。謝罪が受け入れられた後でも、丁寧にお詫びの気持ちを繰り返し伝え、問題の本質を見失わないようにしましょう。

4. 「申し訳ありません」を連呼しすぎる

4. 「申し訳ありません」を連呼しすぎる

謝罪の言葉を何度も繰り返すと、かえって逆効果になる場合があります。「謝れば済むと思っているのか」と受け取られてしまう可能性があるため、注意が必要です。

お客様や上司が求めているのは、「心のこもった謝罪」と「問題の解決」です。単に言葉を繰り返すのではなく、「今後このようなことが起こらないように改善いたします」といった再発防止策や具体的な対応策を示すことが重要です。

5. 電話で受けたクレームにメールで返す

5. 電話で受けたクレームにメールで返す

クレームを電話で受けた場合には、可能な限り対面や電話で謝罪の意思を示すことが基本です。メールでの対応は便利な反面、表情や声のトーンが伝わらず、冷たく機械的な印象を与えてしまうことがあります。

特に重要な場面では、「どうすれば誠意が伝わるか」を考えて行動することが求められます。メールは補足資料の送付や確認事項の記録には有効ですが、最初の謝罪や心からの気持ちを伝える場面では避けた方が無難です。

6. 「怒っていないから大丈夫」と軽く考える

怒っていないから大丈夫

相手が淡々としていたり、表情に怒りが見えない場合でも、「怒っていないからもう平気だろう」と軽く考えてはいけません。表面的には冷静に見えても、内心では強い不満を抱えている場合もあります。

小さなクレームが、大きな信頼喪失や企業イメージの低下につながることもあります。謝罪の場では、相手の表情や言葉の裏にある感情を丁寧に汲み取り、誠実な対応を心がけることが大切です。

7. アフターフォローや業務改善がされていない

7. アフターフォローや業務改善がされていない

その場しのぎの謝罪だけで終わってしまうと、相手は「また同じことが起きるのでは」と不信感を抱きます。真に誠意を伝えるためには、再発防止の取り組みやアフターフォローが不可欠です。

たとえば、「社内での確認体制を見直しました」「今後はダブルチェック体制を敷きます」など、具体的な改善策を示すことで、相手は安心感を得ることができます。問題の根本を見直し、継続的な改善に取り組む姿勢を見せることが信頼回復への第一歩です。

おわりに|謝罪とは信頼を築くチャンス

謝罪は、単なる「謝る行為」ではなく、自分の責任を真摯に認め、相手との関係性を修復するための大切な行為です。謝っているのに怒られる人は、言葉よりも態度や行動に問題があることが多く、相手に誠意が伝わっていない可能性があります。

反対に、丁寧で誠実な謝罪は、トラブルをきっかけに信頼を高めるチャンスにもなり得ます。ぜひ今回ご紹介した7つのポイントを意識し、ビジネスマナーとしての謝罪の質を高めていきましょう。あなたの対応一つで、信頼も評価も大きく変わっていくはずです。