【ビジネス用語】社内会議や打ち合わせで使える仕事に差が出るビジネス用語5選!

日々の業務において、社内会議や打ち合わせは欠かせないものです。
そこでは、社外ではあまり耳にしない「ビジネス用語」が飛び交うことがあります。
以前の記事でも触れましたが、顧客とのコミュニケーションにおいては専門用語の多用は避けるべきです。
しかし、社内での議論や資料作成の場面では、こうした用語が自然と使われるケースも少なくありません。

【ビジネス用語】社内会議や打ち合わせで使える仕事に差が出るビジネス用語5選!

もし、その言葉の意味や使い方を誤って理解していると、伝えたいことが正しく相手に届かなかったり、業務上のミスにつながる危険があります。
「上司に質問されたけれど意味が分からないまま返事をしてしまった」「なんとなくで対応した結果、後で修正を命じられた」という経験を持つ方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は社内会議や打ち合わせで頻出する5つのビジネス用語を、意味と具体的な使用例とともにご紹介します。
正しく理解し、スムーズな業務遂行に役立ててください。

1.コンセプト(Concept)

「コンセプト」とは、企画や広告、商品などにおいて全体を貫く統一的で基本的な考え方や視点を指す言葉です。もともとは「新しい観点や着想による主張」という意味合いがあり、マーケティングや商品開発の現場で特によく使われます。

例えば新製品を企画する際には、製品の特徴やターゲット層を決める前に、その製品が何を大切にしているのか、どんな価値を提供するのかという「根本の方向性=コンセプト」を明確にします。

使用例:

Aさん「本日の開発会議、何か質問等ございますか?」
Bさん「今回の企画のコンセプトは何?」
Aさん「『人の体や環境にやさしい無農薬』というのが今回のコンセプトになります。」
Bさん「もう少しターゲット層がイメージしやすい言葉にしてみよう。」
Aさん「承知しました。」

2.スキーム(Scheme)

2.スキーム(Scheme)

「スキーム」は、目的を達成するための具体的な手順や方法、枠組みを意味します。
事業計画や販売計画の構造を示す場面でよく使われ、「事業スキーム」「販売スキーム」といった形で登場します。

ビジネス以外では、IT分野でも「Scheme」というプログラミング言語の名前として知られていますが、社内会議で使われる場合はほぼ確実に「計画・枠組み」の意味です。

使用例:

Aさん「新プロジェクトのスキームを作成しようと思いますが、期日はいつにしましょうか?」
Bさん「2週間後でいいけど、その前に概要だけまとめた簡易版を見せて。」
Aさん「かしこまりました。」

3.タスク(Task)

「タスク」とは、個別の仕事や任務、課題のことを指します。
コンピューター用語では、処理の単位としても用いられますが、ビジネスの場では主に「やるべき作業項目」という意味です。

業務の効率化や進捗管理のためには「タスク管理」が欠かせません。
優先順位を決めずに作業を始めると、納期遅れや品質低下のリスクが高まります。
また、「マルチタスク(複数の業務を並行して行うこと)」という言葉もよく耳にします。

使用例:

Aさん「先輩、忙しそうですが大丈夫ですか?」
Bさん「マルチタスクで仕事をすると疲れる。」
Aさん「そうですよね」
Bさん「納期順で整理して、まずは期限が近いものから片付けてる。正直、あと2人くらい欲しいくらいだね。」
Aさん「もしお手伝いできることがあれば声かけてください。」

4.アジェンダ(Agenda)

「アジェンダ」とは、会議や打ち合わせの予定案、議事日程、行動計画を意味します。
また、検討すべき課題や議題というニュアンスでも使われます。

「会議のアジェンダをまとめて」と指示されたら、その会議で取り上げるテーマや議題をリスト化し、事前に参加者と共有することを指します。
アジェンダを事前配布することで会議の進行がスムーズになり、時間の無駄を防ぐ効果もあります。

使用例:

Aさん「来週の企画会議に向けてアジェンダ作成してください。」
Bさん「承知いたしました。参加者に事前に配布しますか?」
Aさん「メールで送っといてください。」
Bさん「かしこまりました。送信前に一旦お見せします。」
Aさん「じゃあ水曜日までにお願いします。」
Bさん「承知しました。」

レジュメ(Résumé)

レジュメ(Résumé)

「レジュメ」とは、研修・講演・会議・プレゼンテーションなどで使われる内容を要約した資料のことです。語源はフランス語で「要約」を意味します。

形式は会社や業界によって異なり、特に厳密なルールはありませんが、重要なのは「見やすく、わかりやすい」ことです。レジュメは話の流れや重要ポイントを簡潔に示し、参加者の理解を助けます。

使用例:
Aさん「社内商品会議のレジュメ、木曜日までにお願いします。」
Bさん「承知しました。レジュメは当日配りますか?それとも事前に渡しますか?」
Aさん「事前に渡しておいてください。」
Bさん「承知しました。会議日時や場所も載せますね。データ配布で良いでしょうか?」
Aさん「はい、メールで一斉送信しておいてください。」
Bさん「かしこまりました。完成したら一旦お見せします。」

まとめ
今回ご紹介した5つの用語を改めて整理すると以下の通りです。

コンセプト:企画や広告、商品などで全体を貫く統一的な視点や考え方。
スキーム:目的達成のための具体的な手順や方法、枠組み
タスク:仕事や任務、課題。
アジェンダ:予定案、議事日程、行動計画、または検討すべき議題。
レジュメ:研修や会議などで使われる要約資料。

これらの言葉は、意味を正しく理解して使うことで、社内のコミュニケーションが格段にスムーズになります。特に会議や打ち合わせの場では、用語の共通理解が業務効率を左右します。
ぜひ日常業務で意識的に取り入れ、円滑な情報共有と確実な意思疎通を実現していきましょう。