【敬語】社会人なら抑えておきたい言葉の言い回し19パターン【ビジネスマナー】

はじめに

社会人として働き始めると、学生時代にはあまり意識していなかった「敬語」や「言葉遣い」の重要性を強く感じる場面が増えてきます。特に、取引先や上司とのやり取りにおいて不適切な言葉遣いをしてしまうと、無意識のうちに相手に違和感や失礼な印象を与えてしまうこともあります。逆に、正しい言葉の言い回しを身に付けておくことで、相手から「きちんとした人だ」「信頼できる人だ」と評価されるきっかけにもなります。

今回は、普段つい口にしてしまいがちな言葉と、それをより望ましい敬語表現に言い換えた19パターンをご紹介します。それぞれの表現の背景や使いどころも解説していきますので、是非日常の業務に取り入れてみてください。

基本の言い換えパターン19選

基本の言い換えパターン19選

①「分かりました」 → 「かしこまりました」

「分かりました」はカジュアルな表現で、友人や同僚との会話では問題ありませんが、目上の人や取引先には適しません。「かしこまりました」は相手の指示や依頼を敬意を持って受け入れる言い方で、最も無難な返答表現です。

②(謝罪の)「すみません」 → 「申し訳ございません」

②(謝罪の)「すみません」 → 「申し訳ございません」

謝罪の場面で「すみません」と言ってしまいがちですが、これは日常的な言葉であり、ビジネスでは軽く聞こえることがあります。「申し訳ございません」はより丁寧で、誠意を伝えやすい表現です。

③「ちょっと待ってください」 → 「少々お待ちください」

「ちょっと」という言葉はフランクであり、ビジネスでは不適切です。「少々お待ちください」は場面を選ばず使える、丁寧で好印象な言い方です。

④「待たせました」 → 「お待たせいたしました」

「待たせました」は自分本位に響きがちです。「お待たせいたしました」は相手への敬意を示しつつ、待たせたことを詫びる表現になります。

⑤「どうですか」 → 「いかがでしょうか」

⑤「どうですか」 → 「いかがでしょうか」

相手に感想や意見を伺う際は「どうですか」ではなく「いかがでしょうか」と言うと、柔らかく丁寧に聞くことができます。

⑥「どうしますか」 → 「いかがいたしますか」

相手に選択肢を委ねるとき、「どうしますか」では投げやりに聞こえることがあります。「いかがいたしますか」は相手を立てた丁寧な聞き方です。

⑦「いいですか」 → 「よろしいでしょうか」

承諾や確認の際に「いいですか」と言ってしまうと、許可を求めるというよりも強めの響きがあります。「よろしいでしょうか」は柔らかく、相手に配慮した表現です。

⑧「いいです」 → 「結構です」

辞退や了承の場面で「いいです」とだけ答えると、冷たい印象を与える場合があります。「結構です」と伝える方が、より丁寧な印象になります。

⑨「そうします」 → 「そのようにいたします」

⑨「そうします」 → 「そのようにいたします」

自分の行動を相手に伝える際は「そのようにいたします」と言うことで、相手の意向を尊重していることを示せます。

⑩「そうです」 → 「左様でございます」

「そうです」も日常会話寄りの表現です。「左様でございます」は改まった場面に適した言い方で、特に接客業や対外的な場でよく使われます。

⑪「分かりません」 → 「分かりかねます」

単に「分かりません」と言ってしまうと、知識不足の印象を与えてしまいます。「分かりかねます」と表現すると、自分の立場上答えられないことを丁寧に伝えられます。

⑫「できません」 → 「いたしかねます」

「できません」はストレート過ぎて冷たく響きます。「いたしかねます」はやむを得ず対応できないことを、丁寧に伝える表現です。

⑬「今行きます」 → 「只今参ります」

「参ります」は謙譲語であり、自分の動作をへりくだって伝える表現です。ビジネスの場では「只今参ります」が適切です。

⑭「後で行きます」 → 「後ほど伺います」

「伺います」は相手に対する敬意を表す動作表現です。「後ほど伺います」は、目上の人に対して予定を伝えるときに有効です。

⑮「よかったら代わりに用件聞くけど」 → 「私でよろしければご用件をお聞きいたします」

電話対応などで用件を尋ねる場合、「私でよろしければご用件をお聞きいたします」と言うと、丁寧で信頼感を与えられます。

⑯「話しておきます」 → 「申し伝えます」

「話しておきます」では軽く聞こえがちですが、「申し伝えます」と言い換えることで責任を持って伝える印象を与えられます。

⑰(恐縮の)「すみません」 → 「恐れ入ります」

感謝やお願いの場面で「すみません」と言うよりも「恐れ入ります」と伝えた方が、より柔らかく上品な印象になります。

⑱(依頼の)「悪いんですが」 → 「申し訳ございませんが」

依頼の際に「悪いんですが」と言うと、砕けすぎてしまいます。「申し訳ございませんが」と表現すると、丁寧かつ円滑に依頼ができます。

⑲「今席にいません」 → 「只今席を外しております」

電話対応などで不在を伝えるときは「席を外しております」と言う方が、より正式で丁寧です。

まとめ

社会人として信頼を得るためには、仕事のスキルだけでなく言葉遣い一つひとつにも注意を払う必要があります。今回ご紹介した19の言い回しは、日常的に使う表現を少し工夫するだけで相手に与える印象を格段に良くすることができます。

最初は意識しないとスムーズに出てこないかもしれませんが、繰り返し使っていくことで自然と身に付きます。「言葉遣い」は社会人にとって信頼の土台とも言える大切な要素です。是非明日からの仕事に取り入れてみてください。