【名刺交換の仕方】名刺交換でよくある間違いと注意点を解説付きでご紹介【ビジネスマナー】

【名刺交換の仕方】名刺交換でよくある間違いと注意点を解説付きでご紹介【ビジネスマナー】

名刺交換で失敗しないための基本マナーとよくある誤り

名刺交換は、ビジネスの場における最初のあいさつであり、相手に与える印象を大きく左右する重要な場面です。たとえ会話の内容が素晴らしくても、名刺交換で失礼があれば「マナーを知らない人」という印象を持たれてしまい、その後の関係にも影響する可能性があります。今回は、名刺交換でありがちな誤りと、正しい対応の仕方について丁寧に解説してまいります。

■よく見られる誤った名刺交換の例

名刺交換の場面で、知らず知らずのうちにマナー違反をしてしまっている方は少なくありません。まずは代表的な誤りから確認していきましょう。

座ったまま名刺を渡してしまう

 相手が来訪された際に座ったまま挨拶をし、そのまま名刺を差し出す人がいます。しかし、これは大変失礼な印象を与えます。名刺交換は必ず立って行うのが基本です。

片手で名刺を受け取る

 会話をしながら片手で受け取る、資料を持ったまま名刺を片手で受ける――これもよくある誤りです。名刺は相手の分身と考えられるため、軽んじるような扱いは避けるべきです。

受け取った名刺をすぐにポケットへしまう

 相手の名刺を受け取ってすぐに胸ポケットやカバンに入れてしまうのは、相手への敬意を欠く行為です。いただいた名刺は、その場でしばらく目に入る位置に置いておくことが望ましいとされています。

自己紹介の不備

 名刺を渡すときに、「よろしくお願いします」とだけ言ってしまう方もいます。しかし、会社名や氏名をしっかりと名乗ることが第一印象に直結します。「△△の○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」と、簡潔かつ明瞭に伝えることが大切です。

■正しい名刺交換の手順と心がけ

■正しい名刺交換の手順と心がけ

続いて、正しい名刺交換の流れとポイントについて整理してみましょう。知識として理解するだけでなく、実際に練習して自然にできるようにしておくことが理想です。

必ず立って行う

 名刺交換は立って行うのが原則です。相手が来訪された際には席を立ち、相手に正対した状態で名刺を差し出しましょう。これは「お迎えする気持ち」と「敬意を示す姿勢」を伝える大切な所作です。

物を間に挟まない

 名刺交換は、できるだけテーブルなどの障害物を避けて行います。テーブルを挟んで差し出すのはマナー違反とされます。ただし会議室のレイアウト上やむを得ない場合もあります。その際は「テーブル越しに失礼いたします」と一言添えることで、失礼にあたらない配慮ができます。

両手で渡し、両手で受け取る

 名刺を渡すときも受け取るときも、必ず両手を使いましょう。片手で渡すのは無作法です。両手で差し出し、相手の目を見ながら「よろしくお願いいたします」と挨拶することが大切です。

名刺を正しく扱う

 いただいた名刺はすぐにしまわず、名刺入れの上に置き、自分の左側に並べるのが一般的なマナーです。相手が複数人の場合は座席の順に並べて置くことで、その後の会話で相手の名前を間違えることも防げます。

 また、名刺をメモ用紙代わりにしたり、裏に書き込みをするのは避けましょう。

■名刺交換における言葉遣いの注意点

名刺交換の際は、言葉遣いにも注意が必要です。形式ばった挨拶で良いので、流れを意識して言葉を添えましょう。

名刺を差し出すとき

 「株式会社○○の△△と申します。本日はよろしくお願いいたします。」

 と、会社名と氏名を明確に伝えることが第一歩です。

名刺を受け取るとき

 「頂戴いたします。よろしくお願いいたします。」

 と一言添えながら、両手で丁寧に受け取ります。

この短いやり取りの中にこそ、相手への敬意や誠意が表れるのです。

■なぜ名刺交換のマナーが大切なのか

■なぜ名刺交換のマナーが大切なのか

名刺交換は単なる形式ではなく、相手に「信頼できる人」と感じてもらうための大切なコミュニケーションの一部です。初対面の場面では、相手は言葉以上に「所作」や「態度」を見ています。そこで失礼があると、その後の会話がどれほど円滑でも「雑な人」という印象が残ってしまうのです。逆に、名刺交換を丁寧に行えば「基本をわきまえた人」として信頼を得やすくなります。

■まとめ

名刺交換は、ビジネスの始まりを飾る大切な儀式のようなものです。

必ず立って行うこと

間に物を挟まないこと

両手で渡し、両手で受け取ること

いただいた名刺はすぐにしまわず、丁寧に扱うこと

これらを意識するだけで、相手に好印象を与えることができます。名刺は単なる紙切れではなく、相手そのものを象徴する存在です。大切に扱うことで、自然と信頼関係を築く第一歩につながります。

名刺交換のマナーを身につけておけば、どんな相手と会っても自信を持って臨むことができるでしょう。