
がんと診断されると、多くの人が落ち込み、不安や恐怖にとらわれます。もちろん自然な反応ですが、克服した人は比較的早く気持ちを立て直し、前向きに治療へ取り組み始めます。
ポイントは、
・原因より解決策を考える
・家族や周りのサポートを感謝して受け入れる
・失ったものではなく、得た気づきに目を向ける
不安が強いときは、信頼できる人に話すだけで気持ちが整理されることがあります。ノートに不安を書き出すことも有効です。また必要に応じて心療内科や精神腫瘍科の専門家に相談することも大切です。
すい臓がん治療は今後ますます多様化し、遺伝子情報に基づく治療へと進んでいきます。患者さん自身が情報を理解し、治療選択に関わることが求められます。
しかしネットには誤った情報や不安をあおる内容が大量に存在します。重要なのは、
信頼できる情報源を持つこと
推奨できるサイトとして、
があります。
ネット検索で上位に表示される広告やクリニック情報には注意し、情報は家族や主治医と相談してから取り入れましょう。情報収集もほどほどが大事で、不安が強くなる場合はあえて距離を置くことも必要です。

がんは孤独な病気になりがちですが、克服した人は周囲を味方にし、チームで治す姿勢があります。
とくに大切なのが主治医との関係です。
・質問は整理して効率よく伝える
・医師の忙しさを理解する
・医師任せにしない
・好意的な姿勢を示す
また、家族やパートナーの支えは生存率向上にも関係すると報告されています。患者会やSNSコミュニティ(PanCafe、サバイバーネット、5イヤーズなど)を活用することも孤独感を減らすうえで役立ちます。
5.免疫力を保つセルフケア

すい臓がん治療を支える基盤は、
・食事
・運動
・睡眠
・ストレス対策
です。
極端な食事療法(断食、ゲルソン療法、大量ジュースなど)は危険です。科学的にがんが消えると証明された食事療法はありません。
基本は、
・美味しく食べる
・タンパク質をしっかり摂る(体重1kgあたり1.2~1.5g)
・食べられない日があっても気にしすぎない
食べやすいタンパク源として、
ヨーグルト、茶碗蒸し、冷奴、つみれ汁、サラダチキン、缶詰、栄養補助食品 などがあります。
高血糖はがんの進行や再発リスクと関連すると報告されており、
・白米やパンより全粒粉や玄米
・GI値の低い食品を中心に
することが推奨されます。
研究で注目されているものとして、
・ブロッコリースプラウト
・トマト
・きのこ類(舞茸のD-フラクション)
・玉ねぎ(ケルセチン)
・しょうが
・にんにく(発酵黒にんにく)
・ナッツ
などがあります。
サプリメントには賛否がありますが、正しく使えばメリットがあります。
注意点は、
・食事が基本
・目的に合ったものだけ
・高額商品に注意
・必ず主治医に相談
エビデンスがある成分として、
・EPA
・ビタミンD
・クルクミン
・フコイダン
が挙げられます。
すい臓がんを克服するために重要なのは、
病院の治療と、自分でできる取り組みの両輪で進めること
です。
・受け入れる力
・情報力
・コミュニケーション力
・体力
・免疫力
この5つの力を高めながら、自分らしく、前向きに治療に取り組むことが、がん克服への大きな力になります。
無理なく、気持ちよく続けられることを積み重ねていきましょう。