知的障害者の知能レベルには通常、4つの大きな分類があります。また、
によって、知的障害があると診断されます。今回は、基本的なことではありますが、多くの人が意外と理解していない知的障害の分類と、適応行動について解説します。

知的障害は以下の3つの条件から診断されます。
知的障害のある人は、知的能力および生活の適応能力が通常の人とは異なります。知的障害のレベルは様々です。
知的障害は通常、軽度、中度、重度、最重度に分類されます。
その人らしい生活を行うには支援のある環境が必要です。しっかりとした支援があれば、簡単な作業を自立的に行うことも可能です。生活の場では、ほとんどの人が集中的な支援を必要とします。
知的障害の診断には、知能検査のIQを用いますが、診断の基準には、知能検査の結果だけではなく、「適応行動の基準」も設けられています。これは、知能検査の結果に頼りすぎると誤診の可能性があるためです。では、適応行動とは何でしょうか。

私たちは、日常生活の中で、家庭や社会で様々なことを学びながら、それらを活用して生活をしています。そのような、日常生活で必要な技能や知識をすべてまとめて「適応行動」と呼んでいます。適応行動は、以下の「概念的領域、社会的領域、実用的領域」の3つに分類されます。
知的障害のある人によく見られる適応行動は、言語、対人関係、日常生活行動、職業スキルなどです。
以上が、知的障害のある人の知的能力の分類、また、適応行動とは何かについてでした。知的障害を理解するためには、知能テストや適応行動尺度だけでなく、理解する側の心構えや、その人が置かれている環境への配慮も重要です。