【絶対に知ってほしい!】うつ病の人が認知症にならないための方法について4つのこと

【絶対に知ってほしい!】うつ病の人が認知症にならないための方法について4つのこと

高齢者のうつ病が認知症へ進行しやすいことは広く知られています。しかし、若い頃にうつ病を経験したことが、後に認知症のリスクを高めるという報告もあります。研究によれば、若い時にうつ病を患った人は、アルツハイマー型認知症を発症するリスクが3.7倍に増加するとのことです。このような情報を聞くと、うつ病で苦しんだ上に認知症にもなってしまうのかと心配になるかもしれませんが、予防法があるため過度に不安を抱かないようにしましょう。

また、うつ病が原因で物忘れの症状が現れることがありますが、それがすぐに認知症であるとは限りません。物忘れは、うつ病やストレス、その他の精神疾患でも見られる症状です。うつ病による物忘れは、うつ病が改善すれば自然に回復することが多いです。認知症による物忘れは進行していくものであるため、症状が続くようなら医師に相談するのが良いでしょう。

今回は、うつ病の人が認知症にならないための予防策について、4つのポイントをご紹介します。まずは、認知症がどのような病気かを説明しましょう。

1.認知症とは

認知症は、さまざまな要因によって脳の細胞が死滅し、記憶力や判断力が低下する病気です。これにより、日常生活に支障が出て、家事や身の回りのことができなくなってしまいます。認知症にはいくつかの種類がありますが、最も多いのが「アルツハイマー型認知症」です。これは、脳にアミロイドβという有害なたんぱく質が蓄積し、脳細胞が死んで脳が萎縮してしまう病気です。また、動脈硬化に関連する「脳血管性認知症」もあり、脳の血管が詰まったり破れたりすることで認知機能が低下します。

2.認知症の原因

アルツハイマー型認知症は、アミロイドβという有害なたんぱく質が脳にたまり、脳細胞が死んでしまうことで発症します。このアミロイドβは、脳のゴミとも言われ、不摂生な生活習慣や生活習慣病(糖尿病、高脂血症、高血圧など)が原因で増加します。40歳を過ぎる頃から少しずつ蓄積し、20年後には脳がアミロイドβでいっぱいになり、認知症を引き起こすのです。脳は睡眠中にこのゴミを排出する仕組みがありますが、睡眠不足になるとゴミが溜まりやすく、認知症のリスクが高まります。

3.うつ病から認知症になりやすい理由

うつ病が認知症に繋がる理由はいくつかあります。うつ病になるとストレスが増え、糖質コルチコイドというホルモンが分泌され、これがアミロイドβの蓄積を促進します。また、うつ病によって生活習慣が乱れ、肥満や糖尿病などのリスクが高まり、それが認知症の引き金となることもあります。さらに、うつ病によって人との付き合いが減り、孤独な生活が続くことも認知症のリスク要因と考えられます。

4.認知症予防のための対策

うつ病の人が認知症にならないためには、まずはうつ病を適切に治療することが重要です。薬を服用し、十分な睡眠を確保することが大切です。以下は、認知症予防に効果的な方法です。

特に40歳を過ぎたら意識していくと良いでしょう。

運動習慣をつける:週4回、20分程度のウォーキングでも効果的です。無理せず続けられる運動を習慣化しましょう。

バランスの良い食事:野菜や魚を中心とした地中海食や和食が推奨されます。

地中海料理とはイタリア、ギリシャ、スペインの伝統的な食事のことで野菜が豊富で乳製品や肉よりも魚を多く使われています。

飲酒と喫煙を控える:適度な飲酒と禁煙を心がけましょう。男性はアルコール5%のビールやサワー1日500ミリリットル缶を2本、女性は1本以内にしましょう。

生活習慣病(肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧)の予防:定期的に健康診断を受け、異常があれば早めに治療を受けましょう。

以上の対策を参考に、うつ病によるリスクを減らし、認知症の予防に努めてください。

最初にも触れておりますが、物忘れはうつ病やストレス、その他の精神疾患でも見られる症状です。

物忘れが長期間続く場合に医師に相談することをお勧めします。