突然、目の前の人が痙攣を起こしたら、どう対応すればよいのでしょうか?
痙攣は非常にインパクトの強い症状のため、見ている側もパニックになりやすいものです。
特に「てんかん」と「痙攣」の違いを正しく理解し、それぞれの適切な対応を知っておくことは、医療従事者だけでなく一般の方にとっても重要です。
本記事では、てんかんと痙攣の違いをわかりやすく解説し、痙攣発作が起きたときの対応方法について詳しくご紹介します。
てんかん(Epilepsy)とは、大脳皮質の神経細胞が異常に興奮することで発作が繰り返し起こる慢性疾患のことを指します。
つまり、脳の神経が過剰に興奮することで、意識消失や痙攣、異常な動きなどの発作が起こる病気です。
てんかん発作には、以下のように様々な種類があります。
「てんかん=痙攣」と思われがちですが、実際には必ずしも痙攣を伴うわけではなく、症状のバリエーションは幅広いのです。
痙攣(Convulsion)とは、自分の意思とは無関係に筋肉が強く収縮し、体がガクガクと震える現象のことを指します。
痙攣の主な原因として、以下のようなものがあります。
痙攣には、大きく分けて以下の2種類があります。
「てんかん」と「痙攣」は混同されがちですが、てんかんは慢性的な疾患であり、痙攣は症状の一つである点が異なります。
痙攣が起きると、患者は一時的に呼吸がしづらくなり、低酸素状態に陥る可能性があります。迅速かつ適切な対応が重要です。
① まずは落ち着いて、周囲の安全を確保する
② 気道を確保する
③ 呼吸状態の確認
④ 発作の持続時間を記録する
「痙攣重積(けいれんじゅうせき)」とは、30分以上持続する痙攣、または意識が回復しないまま2回以上繰り返す痙攣のことを指します。
ただし、5~10分続いた場合でも早急な対応が推奨されます。
痙攣が続くと、脳へのダメージが深刻化するため、迅速な対応が必要です。
痙攣発作を目撃した場合、以下の情報を正確に記録し、医師に報告すると適切な治療に役立ちます。
✅ 発作の開始時間と持続時間
✅ 間代性か強直性か(ガクガク動く or 硬直する)
✅ 眼球の動き(上転しているか、左右どちらを向いているか)
✅ 意識レベルの変化
✅ 発作前の状況(発熱、ストレス、薬の服用歴など)
てんかんと痙攣は混同されがちですが、てんかんは慢性的な病気であり、痙攣は症状の一つです。
また、痙攣には「間代性」と「強直性」があり、発作の持続時間によって緊急性が変わります。
💡 痙攣発作時の対応のポイント
✅ 安全確保と気道確保が最優先
✅ 発作の時間を記録し、5分以上続いたら医療機関へ
✅ 痙攣重積の場合は、酸素投与と薬剤投与が必要
痙攣は突然発生し、見ている側も冷静に対応することが難しいものですが、適切な知識を持っておくことで迅速な対応が可能になります。
この記事が皆さんの役に立てば幸いです!