身体表現性障害とは?—症状、診断基準、治療法について

長期間続く身体症状:頭痛や腹痛、めまい、しびれなどの症状が6か月以上継続することが多い。
症状への強い不安ととらわれ:症状に対する過度の心配があり、病気ではないかと強く考え続ける傾向がある。
精神的な原因に気付きにくい:ストレスやうつ病が背景にあることが多いが、本人はそれに気づかず、身体的な病気だと信じていることが多い。
A:1つ以上の身体症状があり、日常生活に支障をきたすほどの苦痛を引き起こす。
B:症状に対して過度に考え込んだり、不安を抱いたり、何度も医療機関を受診するなどの行動が見られる。
C:これらの症状が 6か月以上 継続している。
共通点:どちらも長期間にわたる身体の不調が続き、検査では異常が見つかりにくい。
違い:身体表現性障害では、症状への「とらわれ」が強く、精神的要因に気づきにくい。一方、自律神経失調症はストレスや自律神経のバランスが主な原因とされ、比較的広い範囲の症状を含む。
カウンセリング・心理療法:認知行動療法(CBT)を用いて、症状への過度な不安を和らげる。
薬物療法:うつ病が関与している場合、抗うつ薬を用いることがある。
ストレス管理:適応障害が背景にある場合は、ストレスマネジメントの指導を行う。
