日々の生活の中で、仕事や人間関係のストレスによって気分が落ち込んだり、不安を感じることは誰にでもあります。しかし、その状態が長く続いたり、日常生活に支障をきたすようになった場合、適切な対処が必要です。
うつ病や適応障害は、早期に受診し、適切な治療を受けることで改善が期待できる病気です。一方で、すべての落ち込みが病気ではなく、一時的なストレスであれば、適度な休養や気分転換で回復することもあります。
そこで今回は、「うつ病・適応障害の受診を考えるべき5つのポイント」について詳しく解説していきます。

「仕事に行こうとすると強い不安を感じる」「職場に行こうとすると体調が悪くなる」といった症状がある場合は、受診を検討する必要があります。
このような症状が現れる場合、以下の理由から受診をおすすめします。
受診をすると、医師と相談しながら「仕事を続けるか、休職するか」の判断をすることになります。
うつ病や適応障害では、不眠が最初に現れる症状のひとつです。「最近寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」などの状態が続く場合、受診を考えるべきです。
不眠に対しては、まず以下のようなセルフケアを試してみましょう。
これらを実践しても改善しない場合や、不眠が長引く場合は、受診を検討しましょう。
うつ病や適応障害は、ストレスを取り除くだけでは回復しないことが多いです。休養や気分転換をしても改善が見られない場合は、専門的な治療を受けることが重要です。
一時的なストレスであれば、こうした対策で回復することもあります。しかし、何をしても改善しない場合は、受診を検討しましょう。
「頭痛やめまいが続くけど、病院で検査をしても異常がない」といったケースでは、うつ病・適応障害の可能性を考える必要があります。
「仮面うつ病」という、心の不調が体の症状として現れるタイプのうつ病もあります。
このような場合、精神科や心療内科で相談することで、適切な治療を受けられる可能性があります。
うつ病や適応障害は、自分では気づきにくいことがあります。そのため、家族や友人、同僚から「最近様子が違う」「一度病院に行ってみたら?」と言われた場合は、受診を検討しましょう。
特に、徐々に進行するうつ病では、自分では異変を感じにくいことがあります。こうした場合は、周囲の声を無視せず、一度専門家に相談することが大切です。

うつ病や適応障害の受診は、早めに行うことで改善の可能性が高まります。次のような場合は、受診を検討しましょう。
1. 会社に行けないとき(強い不安や体調不良で出社できない)
2. 不眠が続くとき(眠れない日が何日も続く)
3. どんな対策をしてもつらさが続くとき(休んでも改善しない)
4. 体の不調が続いているが、内科で異常がないとき(仮面うつ病の可能性)
5. 周りから受診を勧められたとき(自分では気づかなくても、他人が変化を感じる)
もし当てはまるものがあれば、なるべく早めに精神科や心療内科を受診し、専門家に相談してみましょう。